最近SNSなどでゲームストリーミングサービスという単語や広告を見かけませんか?
多くの人にとってあまり聞きなれない言葉ですよね。
この記事ではストリーミングについての基本的な仕組みとそのサービスで何ができるようになるか、未来のゲーム業界がどうなっていくのかをご説明したいと思います。(壮大)
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ゲームストリーミングサービスとは?
まず、ゲームについては皆さんご存じの通り「TVゲームやPCゲーム」の事です。
続いて、ストリーミングとは、「インターネット上の動画や音声などのデータをダウンロードしながら同時に再生」するサービスです。
この説明ではまだピンとこないかもしれないので、更に掘り下げます。
今までのゲームはCD型やカセット型のソフトをお店で購入して、対応するゲーム機器(プレイステーション等)にセットして初めてゲームをお家で楽しむことができました。
しかし、最近ではインターネット上でゲームデータを購入して手持ちのゲーム機器(プレイステーション等)にゲームデータをインストール(覚えさせる)させることができるようになりました。
そして、ストリーミングサービスはゲーム会社がゲームをしたい人達に向けて「リアルタイムでインターネット配信をする」サービスです。
つまり、今までのようにプレイヤー側がゲームデータを買う必要がなくなったということです。
メリットとデメリット
これによって得られるプレイヤー側のメリット、デメリットは以下の点です。
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メリット
・ゲーム機、PC、スマホのどの機器でも同じゲームができる
・ダウンロード不要でたくさんのゲームを選んですぐに遊べる
・ゲームしたい時だけ契約すればいい
・ソフトを買わなくていいから節約になる。
デメリット
・ソフトの購入代金が必要ない代わりに毎月の利用料金を取られる
・人によっては逆にお金がかかる
※それぞれ特に重要なところは赤文字で表示しています。
細かいところをあげるとまだまだありますが、大まかに気になるのはこのくらいです。
更に細かく説明します。
まず、ゲーム機器の性能が低くてもいい理由は、
実際に負荷のかかるゲームを起動して動かしているのはストリーミング配信をしている会社側だからです。
会社の、「サーバー」と言われるハイスペックなパソコンがゲームを作動させていて、ゲームをしたい人達に向けて映像だけをリアルタイムで送信します。
そして、映像が届いたらプレイヤーはボタンを押して操作します。
その時、〇〇のボタンを押した!というデータが今度はサーバーに送り返され、その情報を元にまたプレイヤーにゲーム映像を瞬時に送ります。
仕組みは違いますが、
分かりやすくいえばビデオ通話のゲーム版という感じです。
ですので、インターネット回線さえ速くて安定していれば、ゲーム画面の遅延も無く快適に遊べます。
ここがデメリットにも挙げた、「高速なネット回線が求められる」という理由です。
ストリーミングサービスを提供するゲーム会社は、ゲームを動作させるのも、ゲームソフト代も取らない代わりに毎月のサービス利用料を求めてきます。
このような仕組みを「ゲームストリーミング」といいます。
誰でも利用できる?
仕組みを説明しましたが、
別に理解していなくても遊べるので大丈夫です。
ストリーミングサービスを受ける為に必要なものは、高速で安定したインターネット回線とゲームをする為の機器(PCやスマホ等)だけです。
インターネット回線については、既に5G(ファイブジー)という高速通信が整備され始めているのでこれからの時代あまり気にすることはないでしょう。
そういった背景があるからこそゲームストリーミングが話題になりつつあるのでしょうね。
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まとめ
一言でまとめると、ゲームストリーミングはインターネットを利用して、リアルタイムでゲームデータをやりとりするサービスです。
また、ストリーミングサービスに重要なのは高速通信と低遅延の回線です。
2020年以降に5Gが都市部から順番に整備され始めるので、住んでいる場所によっては5Gの整備がかなり遅くなることもあります。
5Gについてはこちらの記事も参考にしてください。
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